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向井理主演、直木賞受賞作『悼む人』が初舞台化。 [影視]

向井理主演、直木賞受賞作『悼む人』が初舞台化。
デビュー 7月13日(金)14時58分配信

 天童荒太原作の直木賞受賞作品『悼む人』が初舞台化されることが発表となった。主演を務めるのは、7月クールの主演ドラマがスタートしたばかりの旬な俳優・向井理。10月19日の東京公演を皮切りにスタートする同舞台。その他、小西真奈美、手塚とおる、伊藤蘭、真野恵里菜が出演し、善と悪、生と死が交錯する愛のストーリーを紡いでいく。

 2008年、天童荒太が7年の歳月を費やし書き上げた小説『悼む人』。同作は、全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける主人公を巡り、その悼む旅に随伴する、かつて夫を殺した女、人間不信の雑誌記者、末期癌の母、子供を身ごもる妹らの人間ドラマを描いている。2009年には、第140回直木賞を受賞するなど大きな話題となった同作。今回、舞台化にあたり、演出を手掛けるのは、かねてより『悼む人』にラブコールを送り、同じく天童荒太の著書『包帯クラブ』映画化で監督を務めた堤幸彦だ。

 また、主演を務めるのは、7月クールの主演ドラマ『サマーレスキュー~天空の診療所』がスタートしたばかりの俳優・向井理。共演は、映画、テレビドラマ、CMと幅広いジャンルで活躍し、本格的な舞台は約8年ぶりとなる小西真奈美。ナイロン100℃、NODA・MAP、大人計画、劇団☆新感線など、数多くの舞台、映画、ドラマでも活躍している手塚とおる。今年、映画『少年H』で夫・水谷豊との28年ぶりの共演が話題となっている伊藤蘭。そして、ハロープロジェクトに所属し、歌手活動に加え、今年4月には映画『我が母の記』へ出演するなど、女優としても活躍の場を拡げている真野恵里菜だ。

 同舞台では、登場人物を5人に絞り、各自のモノローグを多様した芝居と、印象的なイメージ写真、映像を交えて物語を構成。心に突き刺さるようにそぎ落とした脚本と、スタイリッシュな写真で、『悼む人』の世界を再構築する。

 原作者・天童荒太は、同作について「“人間が最終的に願うことの一つは、自分や愛した者のことを、人に忘れずにいてほしいということでしょう。そして、どんな人も差をつけずに悼むということは、生きているどんな人も区別せずに公平に向き合うことにつながるように思ったんです。だから、どんな死者であれ等しく、永く悼み続けてくれる人、彼こそが、僕がいまこの世界において一番いてほしい人間だと信じられ、いわば僕の最も希求するヒーロー像を書いてみようと思ったのが『悼む人』です」と語っている。

 なお、舞台『悼む人』は、10月19日~28日のパルコ劇場(東京公演)を皮切りに全国11か所で上演。チケットの一般発売は9月8日(横浜公演のみ11月3日)より発売開始となる。また、現在発売中の月刊デ☆ビュー8月号では、真野の連載『まの☆Style』を掲載中。真野の仕事からプライベートまで、身の回りのハッピーな出来事について紹介している。

■『悼む人』のストーリー■
人が亡くなった場所を巡り、その死を悼む男、坂築静人(向井)。 彼はなぜ、あらゆる死者を悼む旅を続けるのか。 静人に関心を抱き、その裏を暴こうとする雑誌記者・蒔野抗太郎(手塚)。 悼みの旅に随伴する、かつて夫を殺した女・奈儀倖世(小西)。 癌に冒されながら、静人の帰りを待つ母・巡子(伊藤)、 そして新たな生命を授かった、静人の妹・美汐(真野)。 彼らの思いは絡み合い、 静人の悼みへとつながっていく。 生と死、愛、そして罪と赦しの物語。

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