木村カエラがアニメ映画初主題歌…「チェブラーシカ」

木村カエラがアニメ映画初主題歌…「チェブラーシカ」
スポーツ報知 9月28日(火)8時0分配信

　歌手の木村カエラ（２５）が、１２月１８日に公開されるアニメ映画「チェブラーシカ」（中村誠監督）の主題歌「ｏｒａｎｇｅ」を歌うことになった。

　「チェブラーシカ」は旧ソ連時代の１９６９年に第１作が製作されたパペット（人形）アニメ。今回は日本人スタッフにより、２７年ぶりの新作が完成した。日本ではロシア版が２００１年に初公開され、キャラクターグッズが注目を集めていた。カエラもキーホルダーなどを持っており、主題歌を依頼された際には「『やりたい！』と即決しました」という。

　タイトルの「ｏｒａｎｇｅ」は、主人公の不思議な動物・チェブラーシカが、南の国からオレンジの木箱に入って登場することから命名。今作の映画を見てから、イメージを膨らませて歌詞を書いた。「それぞれのキャラクターが、大切な友達に出会って、優しい心や温かい気持ちが生まれていくことを詞に込めました」と話している。

　今年８月に俳優・瑛太（２７）と入籍。１１月には待望の第１子が誕生する予定だ。「とてもかわいらしく仕上がっている映画なので、小さなお子さんやお母さんや家族で見られる方も多いと思う。そこで、お子さんでも分かりやすい言葉や、耳に残る繰り返しの音をサビに入れました」。近い将来、親子で映画を楽しみたいと考えている様子。“ママならでは”の視点で作られた楽曲となった。

　◆木村カエラと「アニメ」　フジテレビ系「ちびまる子ちゃん」放送２０周年記念として主題歌「踊るポンポコリン」をカバーし、今年１月から放送中。また、スチャダラパーとのコラボ曲「Ｈｅｙ！Ｈｅｙ！Ａｌｒｉｇｈｔ」が、０９年にＮＨＫ教育「メジャー」の主題歌になった。映画では米作品「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」、中島哲也監督の「パコと魔法の絵本」など、ファンタジーな世界の主題歌を手がけている。