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<石黒英雄>全シーン全力投球「やられっぷりも頑張った」 主演映画「彼岸島」を語る [影視]

<石黒英雄>全シーン全力投球「やられっぷりも頑張った」 主演映画「彼岸島」を語る
1月3日17時0分配信 毎日新聞

 吸血鬼が支配する島でのサバイバルを描いた松本光司さんのマンガを映画化した「彼岸島」(キム・テギュン監督)。兄を救うため、吸血鬼との激しいアクションを繰り広げる主人公・宮本明を演じる石黒英雄さん(20)に撮影の苦労を聞いた。【立山夏行】

--石黒さんの役どころは。

 僕が演じた宮本明は、兄の篤にコンプレックスがあるけれど、正義感があって、友達思いのキャラクターです。僕もお兄ちゃんに対してコンプレックスがありましたし、好きな人に対して好きといえない気持ちもあったりして、結構似ているところが多かったですね。

--激しいアクションが見どころですね。

 一つ一つのシーンもすべて全力投球でやらせていただきました。最初に監督から、体力勝負の映画になると聞かされていたので頑張りました。最初はやられるシーンが多かったんですが、アクションは、やられる側が大きな演技をするほど、そのアクションがすご味を増すと思うんです。だからやられっぷりも頑張ろうと思って、壁にたたきつけられるシーンも一生懸命たたきつけられました(笑い)。

--一番大変だったのは。

 監督と一緒に1カット1カット気を緩めずに撮ったので、全体的に大変だったかもしれません。初めて外国の監督さんとご一緒したんですが、普段は楽しくニコニコしているんですけど、本番前になると、何とも言えないいい緊張感を作ってくれるんです。アクションシーンでも、テストの方が動きの切れがいいと、何度もやり直しをして、「頼むからさっきのをやってくれ」と言われたこともありました。アクションが大好きなので、もっとうまく見せたい、もっとうまくやりたいという気持ちで生き生きしながらやっていました。

--彼岸島のリアルな風景はどこで撮影したのですか。

 八丈島や和歌山県の友ケ島などで約3カ月撮影しました。特に友ケ島がすごかった。彼岸島は旧日本軍がいたという設定になっているんですけど、友ケ島はまさに旧日本軍の軍用地で、島が要塞(ようさい)化していて迷路みたいなんですよ。今はサバイバルゲームの名所になっているみたいで、地面にBB弾が落ちてましたね(笑い)。

--原作に忠実な描写が多いですね。

 原作を初めて読んだ時、すごくテンポがいいし、グロいところはグロいけれど、人間の生々しいところがすごく出ているところが印象的でした。「彼岸島」は飛び抜けた描写も多いので、原作ファンの方は「どうやって映画化するんだ」と思っていたかもしれませんし、半信半疑だったかもしれません。原作のファンの方を裏切らないように明を演じたつもりですし、ほかのみんなもそういう気持ちだったと思います。

--「彼岸島」はマンガ原作ですが、ほかのマンガも読みますか。

 「週刊少年ジャンプ」は、もう十数年毎週買ってますね。今は「ワンピース」がすごいですよね。あまりにも白ひげが強すぎて、ここが終わった時、ルフィの戦いがすごくチンケに見えそうで心配してるぐらいです(笑い)。あとは「バクマン。」も好きです。背景もしっかりしてて、行き当たりばったりで描いていない感じもいいですよね。「RAINBOW 二舎六房の七人」は、大好きすぎてコミックスを何度も読み返しています。実写化されるなら、ボランティアでもいいから僕がぜひやりたい!と思っているぐらいです(笑い)。ゲームの「モンスターハンター」も大好きで、最新作の「3(トライ)」では、オンラインでも遊んでいます。

--「彼岸島」の見どころは。

 サバイバルアクションということで、アクションをメーンに頑張ってやらせてもらっているんですけど、その中にも兄に対してのコンプレックスや、好きな子に好きだといえない気持ち、友だちに対しての思いとか、いろいろな人間の生きざまも色濃く描かれているので、ぜひ劇場に足を運んでください!

 いしぐろ・ひでお=89年1月10日、栃木県生まれ。04年、第17回「JUNONスーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞しデビュー。テレビドラマ「ごくせん」、「エリートヤンキー三郎」、映画「携帯彼氏」、「激情版エリートヤンキー三郎」など幅広く活躍している。

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