市原隼人、人生初の丸刈り！…主演映画「ＢＯＸ！ ボックス！」

市原隼人、人生初の丸刈り！…主演映画「ＢＯＸ！　ボックス！」
11月25日8時0分配信 スポーツ報知

　俳優の市原隼人（２２）が、ボクシングを題材にしたヒット小説を映画化した「ＢＯＸ！　ボックス！」（監督・李闘士男、来年５月公開）に主演することが２４日、分かった。ボクシングの天才高校生役の市原は生涯初の丸刈りにし、プロ並みの本格トレーニングを開始。良きライバルとなる幼なじみ役で、高良（こうら）健吾（２２）が共演する。

　市原が決意の丸刈りで天才ボクサー役に挑む。原作の「ボックス！」は、関西の伝説的番組「探偵！　ナイトスクープ」を手掛ける放送作家・百田尚樹氏が昨年出版し、話題になった青春小説。舞台は大阪の高校のボクシング部。怠け者だが、天才的なセンスを持つ体育科のやんちゃ坊主・鏑矢義平（市原）と、努力型で義平のライバルとなる進学科の優等生・木?優紀（高良）の交流を中心に、若者の青春をさわやかに描く。

　「市原隼人じゃなかったら作れない」という武田吉孝プロデューサーの熱烈オファーを受けた市原は、以前からボクシングのファンということもあり、出演を即決。元日本２階級王者・田端信之氏の指導のもと、８月末からプロ並みの練習を積んできた。今月中旬からスパーリングなど本格的な練習に入るに当たり、自身の提案で髪を人生初の丸坊主に。「皆様に楽しんでいただけるように活を入れ、ただ今トレーニングに励んでおります」。日頃からシャドーボクシングをするなど、役に入り込んでいる。

　撮影は来年１月初旬から、舞台の大阪や都内のジムなどで約２か月間。試合のシーンも数多くこなす予定だが、共演の高良と共に基本的にはスタントなしで挑む。対戦相手役には元プロボクサーも出演予定。田端氏も「実際にライセンスを取れるくらいのレベルまで上げていく」と断言。現在の週３～４日ペースから、撮影前には連日の猛特訓で２人を鍛え上げるという。ボクシングは未経験という高良も「恥ずかしくないモノを見せるように、やります」と気合が入っている。